こんにちは、シキオヘアの吉川ミチオです。
先日、最初に働いたお店の後輩(福元くん)がカット&スタイリングセミナーをすると聞き
ワタルくんと一緒に参加してきました。
福元くんが美容学生の時に僕が髪の毛を担当していたこともあり
凄まじい成長を肌で感じながら、勉強させてもらいました。
長く美容師をしているといろんなケースに柔軟に対応する力はついてくるのですが
いざ、自分の仕事を振り返ってみると
カットの時は濡らして切る。髪の毛が濡れている時にカットする方が
綺麗にカットもできるという思い込みが強く、毎日のルーティーンになっていましたが
福元くんの乾いた状態でカットするのを見て
なぜ乾いた状態でカットするのか?を聞いて
いろいろ感じるものがありました。
一緒に働いていた時は、福元くんも同じように髪の毛を濡らしてからカットしていました。
お客様の普段のスタイリングの状態からカットしていくのも新鮮だったし
乾いた状態からカットをすることで、お客様も長さの確認や
仕上がりのイメージが湧きやすいと思います。
長年の積み重なりでついた自信のせいもあると思いますが
変えることに億劫になっていました。
時代やお客様、髪質など、柔軟に仕事の仕方を変えるのも大切だなと思いました。
セミナー後、お客様を乾いた状態からボブにカットしました。
濡れてる時の方が綺麗に切れると思っていましたが
実際にやってみると、綺麗に仕上がるし
お客様との長さの確認もスムーズでした。
時間がない人、小さなお子様がいる人など
できるだけスピーディーに、イメージをお互い確認できるドライカットもありだなと思いました。
臨機応変に仕事のやり方を見直していこうと思いました。